<お披露目のなかった表札>

昭和の京都、父の著書「るさんちまん」のころ、母・章子が芸大生だった時期の学友で、商業書家・漆作家として活躍していた福山登志夫氏が、父のために漆文字の表札を制作してくれた。だが一度も門を飾らず、今も色褪せることなく残っている。

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